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◆わが家に男児が誕生したと天の神に告げ、「この子を守ってやって下さい」と守護を願って目印にしたものが鯉のぼりです。
・「鯉が竜門の滝を登ると竜となって天をかける」という中国の故事があります。
「登竜門」という「男児の成長と出世を願う」言葉になりました。
・もともと鯉は、清流だけでなく、池でも沼でも生きられる生命力の強い魚です。
この中国の伝説から、鯉のぼりは環境の良し悪しにかかわらず、立派に成長し、立身出世するように願って飾られるようになったとも言われています。
・江戸時代、武家にに男の子ができたら玄関の前に馬印やのぼりを立てて祝う風習がありました。それが一般にも広まってのぼりを立てるようになり、庶民によって鯉のぼりが考案されました。
・ 鯉のぼりは町人の家庭でよくあげられるようになったと言われています。
・登竜門の話を<鯉のぼり>という形で、青空を泳がせるという発想は、世界に類を見ない日本人独特の感性です。
※発案者はどのような人物だったのでしょうか?
◆鯉のぼりの色々?
・黒の真鯉がお父さん、赤い緋鯉がお母さん、青や緑は子供たち。それ以外では緑色や黄色、オレンジ色、紫色など、女の子や次男、三男のお子さんなどのために各色が出現しています。
・五色の吹流しは、幼子の無事な成長を願って「魔よけ」の意味で飾られました。カラカラと回る矢車も同様な意味をもっています。吹流しは家を象徴しているとも考えられます。
◆鯉のぼりの素材
・江戸時代から戦前までは和紙素材だけでした。顔料の手書きであったために雨が降ると色が落ちてしまったりして、お天気を見ながら泳がせていました。
戦後、木綿素材の鯉のぼりが開発され、それ以降はナイロン製に変わりました。素材もポリエステルまで登場して、百花繚乱の相を呈しています。
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